価格改定について何卒ご理解下さいませ

ご理解いただきたい現状

毎度ご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。

みなまさもご存知の通り、長引くコロナ禍等の影響を受けて2022年4月頃より様々なものが値上がり致しております。砂糖など製菓材料のみならず、以前より包材の紙製品などの値上がりも看過できない状況です。

大坂家でもなるべく販売価格へ反映させないよう自助努力して参りましたが、ここへきて以前にも増して色々な原料が高騰しており多少の価格転嫁がやむを得ない状況にあるため、価格改定を予定致しております。

まだまだ先の見通しが立たず時期については未定なのですが一斉に改定するというより、価格が変わる前に確保した原材料が尽き次第製品ごとに順次改定を実施する予定でございます。その為シーズン途中で価格改定となる場合もございますことを、どうかご理解賜りますよう何卒お願い申し上げます。

【国産原料について】

大坂家では出来る限り国産材料を使用したお菓子作りを心掛けておりますが、現実問題として高齢化や担い手不足によりだいぶ前からその使用量確保が危ぶまれております。特に国内産の桜葉・寒天・むき栗などは例年量の確保が年々難しくなっています。また、2018年には異常気候が原因と思われる小豆の大不作だったことも記憶に新しい事実。こうして国内産原料は以前より値上がりが続いております。

≪大坂家のさくら桜やくず桜に添える桜の葉を例に挙げてご説明します≫

大坂家では静岡県賀茂郡松崎町産の葉を使用しております。塩漬けして食用とする桜の葉はオオシマザクラという品種です。産毛がなく、クマリンという独特の芳香成分含有量が多いという特性があります。
収穫した生葉は翌年春の桜もちのために塩漬け加工するのですがその大きさなど育成上収穫可能な時期は限られており、五~八月頃に行う必要があります。ところが昨今の異常気象の影響や生産農家の高齢化と担い手不足問題により収穫全体量が減少。そのため国産桜葉は入手困難となっているのです。その結果安価な輸入品が出回ることになり、益々国産桜葉の需要が減り状況悪化に拍車をかけているのが現実です。

私共では今後も変わらぬ品質を維持するため、可能な限り国産原料を使用して参りたいと考えております。お客様のお声にも耳を傾けつつ、小さな商いながらも原料生産者を含めた持続可能な循環型社会を目指して参りたい所存です。この点何卒ご理解賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

また、本年より缶入り水羊羹やコーヒーぜんざいに同梱しているスプーンを在庫が無くなり次第プラスチック製から木製に順次変更し、ごくごく微力ながら環境にも配慮して参ります。どうかお変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申上げます。

最後まで長文をご覧下さいまして重ねて御礼申し上げます。